モンロー主義とは何か なぜ今トランプ政権で復活するのか

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モンロー主義 ドンロー主義


最近ニュースで「モンロー主義」という言葉を見かける機会が増えました。
さらに「ドンロー主義」なんて造語まで出てきて、正直わかりにくいですよね。

この記事では、モンロー主義の基本から、意味が変わっていった経緯、そしてなぜ今ふたたび注目されているのか

モンロー主義とは何か

モンロー主義とは、1823年にアメリカ第5代大統領ジェームズ・モンローが議会演説で示した外交の考え方です。

内容をざっくり言うと、次の2つです。

  • 南北アメリカのことにヨーロッパは口を出すな
  • その代わりアメリカもヨーロッパの争いには関わらない

つまり「相互不干渉」を掲げた原則でした。

当時の背景

当時の中南米では、スペインなどから独立する国が続出していました。
その一方で、ヨーロッパ諸国が影響力を取り戻そうとする動きもありました。

そこでアメリカが「この地域に手を出すな」と宣言したのが、モンロー主義の出発点です。

モンロー主義の意味は変わっていった

モンロー主義は最初、世界の争いから距離を置く孤立主義的な考え方として理解されていました。
ところが時代が進むにつれて、別の使われ方が目立つようになります。

ルーズベルト系論で介入の理屈に

20世紀初頭のセオドア・ルーズベルト大統領は、モンロー主義を拡大解釈しました。いわゆるルーズベルト系論です。

ざっくり言うと、

という発想で、モンロー主義が「干渉しない原則」から「介入を正当化する理屈」へ変質していきました。

第二次世界大戦後はどうなったのか

第二次世界大戦後は、国連を中心とした国際協調が主流になります。
その流れの中で、モンロー主義は表向きには役割を終えたとされてきました。

なぜ今また注目されているのか

ここ数年でモンロー主義が再び話題になっている背景には、第二次トランプ政権の存在があります。

2025年末に発表された国家安全保障戦略などをきっかけに、モンロー主義を現代版として復活させる姿勢が取り沙汰されるようになりました。

よく「モンロー主義2.0」や「トランプ版モンロー主義」と呼ばれます。

トランプ版モンロー主義の特徴

報道では、パナマ運河の権益回復、グリーンランド買収構想、麻薬カルテル対策などと並び、ベネズエラをめぐる強硬策も象徴的な例として挙げられています。

ドンロー主義とは何か

ドンロー主義は、Donald(ドナルド)とMonroe(モンロー)を組み合わせた造語です。

意味としては「トランプ流にアレンジされたモンロー主義」というニュアンスになります。

2026年の報道では、トランプ大統領が記者会見で「今はドンロー主義だ」と冗談めかして語った、という扱いをするメディアもあります。

ただし、この言葉は便利な一方で、伝統的なモンロー主義よりも攻撃的で覇権的だとして批判的に使われる場合もあります。

まとめ

モンロー主義はもともと、南北アメリカへのヨーロッパの干渉を拒むための宣言でした。
しかし歴史の中で解釈が広がり、介入を正当化する理屈として使われた時期もあります。

そして今、トランプ政権の動きと結びついて「モンロー主義2.0」や「ドンロー主義」という形で再び注目されています。
古い言葉が現代の国際政治でどう使われていくのか、今後も目が離せません。

 

 

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