ニュースの「はてな」を解く

やさしく疑問を解説

大阪万博会場隣地 IR工事スタート!カジノってOKなの?わかりやすく解説

大阪でIR(統合型リゾート)の本体工事が始まったってニュース見た?(日本経済新聞、2025年4月11日)。「カジノってOKになったの?」って疑問も出るよね。ちょっとややこしいけど、わかりやすく解説するね。

www.nikkei.com

大阪のIRって何?

まず、IRってのは「統合型リゾート」のこと。カジノだけじゃなくて、ホテル、ショッピングモール、会議場、劇場とか、いろんな施設が一緒になった観光スポットだよ。大阪のIRは、夢洲(ゆめしま)っていう大阪湾の人工島に作られてて、大阪万博会場隣地にあるんだ。2025年4月13日から大阪・関西万博が開催中だけど、その隣のエリアで工事が始まる。予定では2030年の秋にオープンするんだ。

このIR、めっちゃでかいプロジェクトで、総額1兆2700億円(約86億円)もかかってる。アメリカのMGMリゾーツと日本のオリックスが中心になってやってて、40%ずつ出資してる。あと、パナソニック関西電力みたいな地元の企業も少し出資してるんだ。年間5200億円の売り上げを目指してて、600万人の外国人観光客と1400万人の国内観光客が来るって予想されてるよ。万博の後に、関西の経済をガツンと盛り上げる狙いだね。

カジノってOKになったの?

大阪IRカジノ

で、カジノの話ね。日本って、昔からカジノは違法だったんだ。賭博罪っていう法律があって、ギャンブル全般がダメだったの。でも、2018年に「IR整備法」っていう法律ができて、特定の条件付きでカジノがOKになったんだよ。ポイントは、カジノをやるなら「IRの一部」として、ちゃんと観光や経済に貢献しないとダメってこと。パチンコとか競馬は前から特別にOKだったけど、カジノはこれが初めての合法化だね。

大阪のIRは、2023年4月に政府から正式に承認されたんだ。で、2025年4月24日から本体工事がスタートするってニュースになってる。カジノ部分はIR全体の3%くらいの面積になる予定で、ポーカーとかバカラみたいなゲームができるよ。カジノの運営は、MGMリゾーツが得意な分野だから、めっちゃ豪華な感じになると思う。ただ、日本人には制限があって、1回6000円の入場料がかかるし、週3回までしか入れないルールもある。ギャンブル依存症を防ぐための対策だね。

工事の状況は?

日経新聞によると、2025年4月24日からIRの本体工事が始まるよ。実は、準備工事は2023年からやってて、地面を固めたり(液状化対策)、電気や水道の準備をしたりしてたんだ。万博が開催中(4月13日~10月13日)だから、万博の邪魔にならないように工事を調整してる。たとえば、万博の期間中は騒音が出る作業を控えたり、工事のピークを万博後にずらしたりしてるよ。万博が終わったら、ガッツリ建設が進んで、2030年夏には完成予定。そこから準備して、秋にオープンって流れだね。

ちょっと気になる点

でも、ちょっと気になることもあるんだ。IRって観光にはいいけど、ギャンブル依存症や犯罪が増えるんじゃないかって心配する人もいる。実際、朝日新聞(2023年9月)で、市民団体が「カジノやめろ!」って4万人の署名を集めて政府に抗議してた。夢洲って地盤が弱いから、地震とかで大丈夫?って声もあるし、万博との連携がちゃんとできるのかも課題だね。万博がグダグダだっただけに、IRも心配って感じかな。

まとめ カジノはOK、でも課題も

大阪のIR工事、2025年4月24日から本体工事がスタートだよ。カジノは2018年の法律でOKになってて、2030年にオープン予定。万博の後に、観光や経済を盛り上げるためのビッグプロジェクトだね。でも、ギャンブル依存症とか地盤の不安とか、課題もいっぱい。どうなるか見守りたいところだよ。