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基礎年金が上がる?厚生年金との調整案をわかりやすく解説

「基礎年金の底上げ案」ってニュースを読んだ。政府が年金改革をちょっと変えようとしてて、厚生年金とのバランスを取る話なんだ。ちょっとややこしいけど、に噛み砕いて解説するね。

news.yahoo.co.jp

ニュースのざっくり概要

この記事は、政府が「基礎年金の底上げ」って案を修正しようとしてるって話だよ。元々は厚生年金(会社員とかがもらう年金)の積立金を使って、基礎年金(みんながもらう基本の年金)を増やそうって計画だった。でも、そのままだと厚生年金が減っちゃうから、「減らないように調整する」方向で検討してるんだって。4月8日に政府関係者が明かしたらしいよ。

今後、自民党公明党に「これでどう?」って相談して、今の国会に法案を出すつもりみたい。年金って聞くと難しそうだけど、要は「お金のやりくりをどうするか」って話だね。

「基礎年金底上げ案」って何?

基礎年金引き上げ

まず、基礎年金ってのは、日本に住む20歳から60歳までの人がみんな入る「国民年金」のこと。自営業とかフリーランスの人はこれだけもらうし、会社員だとこれに「厚生年金」がプラスされる感じ。で、今、少子高齢化で年金財政がキツくなってて、将来、基礎年金が減っちゃう見込みなんだ。

だから政府は、「基礎年金を底上げしよう!」って案を出した。具体的には、厚生年金の積立金(貯金みたいなもの)を基礎年金に回して、みんなの年金を増やそうってアイデア。でも、これやると厚生年金側がちょっと減っちゃう問題が出てきたんだ。

何が問題だったの?

元々の案だと、厚生年金の積立金を使うから、会社員とかがもらう厚生年金の金額が一時的に減るって話だった。たとえば、今、厚生年金で月20万円もらってる人が、積立金が基礎年金に回ることで一時的に18万円くらいになっちゃうイメージだよ。

これだと、「長く働いて厚生年金をたくさん払ったのに、減るの?」って不満が出るよね。特に会社員や企業が「俺たちの払った分が減るなんて納得いかない!」って反発する可能性があったんだ。

修正ってどうするの?

そこで政府が考えてるのが、「厚生年金の受給総額を調整する」って方法。簡単に言うと、「一時的に減るけど、最終的に受け取るトータルの金額は減らないようにする」ってこと。たとえば、今、月20万円を20年もらう予定で総額4800万円だったとする。元の案だと月18万円になって総額が減るリスクがあったけど、修正案だと一時的に減っても後で調整して総額4800万円はキープする感じだよ。

どうやって調整するかはまだ詳しく決まってないみたいだけど、「減らないようにするよ」って約束で、みんなの不安を減らそうとしてるんだ。

なんでこんな話が出てきたの?

背景には、年金制度の「格差」が関係してるよ。基礎年金だけの人(自営業とか)は将来もらえる額が少ないのに、厚生年金がある会社員はわりと安定してる。この差を埋めようと、厚生年金の余裕分を基礎年金に回す案が出てきたんだ。でも、厚生年金側が「俺たちの分が減るのは嫌だ!」ってなるから、調整が必要になったってわけ。

あと、2025年の国会で法律を通したいから、自民党公明党に「これならOKでしょ?」って納得してもらわないといけない。政治的な駆け引きもあるんだね。

まとめ 基礎年金アップと厚生年金のバランス

このニュースを一言で言うと、「基礎年金を増やす案で、厚生年金が減らないように調整するよ!」元々は厚生年金の積立金で基礎年金を底上げする計画だったけど、厚生年金が減る問題があって、「総額は減らないように修正する」って方向に。今後、与党と相談して国会に出すつもりだよ。要は、「みんなの年金を良くしたいけど、不満が出ないように気をつけてる」って話だね。